学習の基本思想について
私は、国語(日本語)教育は言語教育でなければならないと考えています。目白言語研究室は、「聞く・話す」「読む」を基に「書く」力、論理的文章を書く力を育てることを目標にしています。
日本の学校の国語科では、四技能の育成を目的に教育を行ってきました。しかし、日本の子どもたちには、コミュニケーション力・プレゼンテーション力、論文作成力など、幾つもの表現能力の不足が問題になっています。原因はどこにあるのでしょうか?
日本の国語教育は非常に特異で、諸外国と比較し具体的な教育内容が相当異なっています。それは、指導内容に文学的教材が多く、言語技能を習得させる手立てが不十分だということです。日本でも理屈では言語の四技能を総合的に指導することになっています。しかし、実態は縦割りで単元ごとに独立して総合化の時間はほとんどありません。
言語教育としてのノウハウは、国語教育にも多々あるはずですが、教育現場では、技能総合化の重要性がほとんど理解されず、時間もかけていないのが実態なのです。日本の国語教育は、社会が求めている実践的な言語技能に残念ながら結びついていないのです。
日本の子どもたちは「情報を見つけ出すことは得意だが、情報を関連付けたり、解釈したり、知識を経験と結び付けて考えることが苦手である」ことが明らかになりました。(国際的学力調査(2009年)の結果。2010年12月7日公表)ここに日本の国語教育の大きな課題の1つがあります。情報に触れ、読み理解し、その情報をどのように考え、自分の意見をもつかが重要課題なのです。
本教室では、「聞く・話す」「読む」「書く」を横割りにして、技能の総合化を図っています。そして、いま自分が生きる現実世界の問題を、「ことば・論理」と「行動」で解決する力を身につけるために表現力・文章作成技能を具体的に磨きます。
日本の学校の国語科では、四技能の育成を目的に教育を行ってきました。しかし、日本の子どもたちには、コミュニケーション力・プレゼンテーション力、論文作成力など、幾つもの表現能力の不足が問題になっています。原因はどこにあるのでしょうか?
日本の国語教育は非常に特異で、諸外国と比較し具体的な教育内容が相当異なっています。それは、指導内容に文学的教材が多く、言語技能を習得させる手立てが不十分だということです。日本でも理屈では言語の四技能を総合的に指導することになっています。しかし、実態は縦割りで単元ごとに独立して総合化の時間はほとんどありません。
言語教育としてのノウハウは、国語教育にも多々あるはずですが、教育現場では、技能総合化の重要性がほとんど理解されず、時間もかけていないのが実態なのです。日本の国語教育は、社会が求めている実践的な言語技能に残念ながら結びついていないのです。
日本の子どもたちは「情報を見つけ出すことは得意だが、情報を関連付けたり、解釈したり、知識を経験と結び付けて考えることが苦手である」ことが明らかになりました。(国際的学力調査(2009年)の結果。2010年12月7日公表)ここに日本の国語教育の大きな課題の1つがあります。情報に触れ、読み理解し、その情報をどのように考え、自分の意見をもつかが重要課題なのです。
本教室では、「聞く・話す」「読む」「書く」を横割りにして、技能の総合化を図っています。そして、いま自分が生きる現実世界の問題を、「ことば・論理」と「行動」で解決する力を身につけるために表現力・文章作成技能を具体的に磨きます。
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(Mejiro Language Laboratory)
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